<原料探訪シリーズ>その3:本みりん①

文右衛門蔵では、「和のソース」「出汁しょうゆ」「万能つゆ」「だいだいポン酢」」に国産原料でつくられた“本みりん”を使っています。
今回はメーカー様の取材に行ってきました。
いつもながら3回に分けてアップしてまいりますので宜しくおつきあいくださいませ。
3月中旬にお邪魔したのは愛知県碧南市にある九重味淋(ここのえみりん)株式会社様。名古屋駅からJR刈谷で名鉄三河線に乗り換え、終着駅が碧南。
ここ碧南を含む三河(みかわ)地方は昔からみりんの本場です。西を流れる矢作川の向こうは知多半島。
お酢で有名なミツカンさんがあります。
九重味淋様は安永元年(1772年)創業、時の江戸幕府将軍は10代の徳川家治。みりん業界では最古の歴史を誇る会社です。
弊社・正田醤油は明治6年(1873年)創業で昨年140周年を迎えましたが弊社より約100年も先輩です!
本社・工場建物の佇まいは、どっしりとした歴史の重みを感じます。見ごたえのあるホームページがありますのでご参照ください。http://www.kokonoe.co.jp
ご案内いただいた木造の社屋は、同じ醸造業を営んでいる弊社にある「正田記念館」http://www.shoda.co.jp/knowledg/kinenkian.htm と同じ雰囲気でなんだか親近感が湧いてきました。
独特の古い木の香りも同じです。
お話をうかがったのは粟津製造部長と川崎研究管理課長。
最初に製造工程のビデオを見せていただきました。みなさん、みりんの作り方ってご存知でしたか?同じ醸造業なのに不肖、私は知りませんでした・・・。
うるち米(いつも食べているお米です)を蒸して、麹菌を加えて米麹をつくります。ここに蒸したモチ米と焼酎(しょうちゅう)を加えて2か月ほど発酵させ、熟成を経て濾過され、最後に搾られます。
醤油は半年~1年間ほど発酵させますので、醤油より早くできるのですね。
次に時代館 https://www.kokonoe.co.jp/meet/jidaikan.html をご案内いただきました。弊社の正田記念館同様、昔の資料や製造道具が展示されています。
(次回に続く)